「長い空白はリセットされた」二刀流再開の大谷翔平に米放送局も興奮! “偉業”に改めて賛辞「特別な瞬間を目撃している」
いよいよ二刀流再開の大谷に大きな注目が集まっている(C)Getty Images
ついにメジャーの舞台に「二刀流」が帰ってきた。
現地時間6月16日(日本時間17日)、ドジャースの大谷翔平が本拠地でのパドレス戦で先発登板を果たした。大谷は「1番・投手」でスタメンに名を連ね、これがドジャース移籍後初の投打同時出場。エンゼルスに在籍していた2023年8月23日のレッズ戦以来となる公式戦のマウンドに登った。
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ドジャースでの初登板となったこの日、大谷はパドレス先頭のフェルナンド・タティス、続くルイス・アラエスにそれぞれ単打を許すと、無死1・3塁から3番マニー・マチャドの犠牲フライで1点を失っている。だが後続を打ち取り最少失点にとどめ、このイニングを終えている。この回を通して、ドジャースタジアムを埋めた大観衆は、「投手・大谷」のパフォーマンスに酔いしれるとともに、興奮で胸を高鳴らせながら、声援を送り続けていた。
そしてその直後、背番号17がドジャースの先頭打者として打席に立った。大谷はパドレス先発のディラン・シースに対し、7球を投じさせた末、最後は空振り三振に倒れている。
ドジャースは2ニング目よりリリーフ投手がマウンドに立ち、大谷はこの日の投手としての役割を終えた。だが、約2年ぶりに投打同時出場を果した歴史的瞬間は、数えきれないほど多くの人々の視線がくぎ付けとなったことは間違いない。






