スイーパーも多投して圧巻の奪三振ショー! 敵将もたじろいだ大谷翔平の快投に米震撼「オオタニはこれで30本塁打を打ってる」

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暑さもある中で集中を欠かずに投げ抜いた大谷。(C)Getty Images

 強力打線を一切寄せ付けなかった。

 現地時間7月5日、本拠地で行われたアストロズ戦にドジャースの大谷翔平は「1番・投手」で先発登板。予定通りの2回(31球)を投げ、被安打1、無失点、3奪三振と好投。最速は100.9マイル(約162.4キロ)を投げるなど、状態の良さを感じさせた。

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 圧巻だったのは、2回のマウンドだ。

 前日に本塁打を放っていた先頭のクリスティアン・ウォーカーをカウント3-0からフルカウントにまで持ち込んで最後は87マイル(約140キロ)のスライダーで空振り三振に切って取ると、波に乗った。続く5番のビクトル・カラティニには、この日最速となる100.9マイル(約162.4キロ)もマークして追い込むと、最後は内角低めのスイーパーで空振り三振。ラストバッターのヤイネル・ディアスは初球を見送られてから5球連続ファウルで粘られたものの、最後は86.2マイル(約138.7キロ)のスイーパーで空振り三振に抑えた。

 実戦の場で続く異例のリハビリ期間中であるため、やはり2回に降板となった大谷。それでも、強力なアストロズ打線を被安打1に抑えたのは見事。敵将のジョー・エスパーダ監督が、米スポーツ専門局『FOX Sports』の試合中継中に「彼が降板してよかった」と漏らすほどの内容は、相当な前進と言えるはずである。

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