「正直対戦したくない」わずか2球に見た進化…強打者アルトゥーベが愕然とした“投手・大谷”「僕は『打てない』と言っていい」

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2イニングながらアストロズ打線を圧倒した大谷。(C)Getty Images

 わずか1打席、されど1打席。大谷翔平(ドジャース)が見せた圧巻の投球内容に、MLB屈指の巧打者も脱帽した。

 現地時間7月5日、本拠地で行われたアストロズ戦で大谷は「1番・投手」で先発登板。右ひじのリハビリによる投球制限がかけられる中で、事前の想定通りとなる2回(31球)を投げ、被安打1、無失点、3奪三振と好投した。

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 その投球を目の当たりにし、圧倒されたのは、ファンだけではなかった。初回二死無塁の局面で対峙したホセ・アルトゥーベもそのうちの一人だった。

 初球に大谷が投じた真ん中高めへの97.9マイル(約157.5キロ)の4シームを差し込まれながらカットしたアルトゥーベ。だが、続く2球目の外角やや高めへのスライダーを打たされてショートゴロと凡退。「スライダーで三振を取れそうな雰囲気があった」とアストロズ打線の印象を振り返った大谷に緩急を自在に扱われ、翻弄された。

 球数はわずか2球。それでもアストロズの“小さな巨人”は「投手・大谷」の復活を感じ取っていた。米スポーツ専門局『FOX Sports』の試合後のフラッシュインタビューに応じたアルトゥーベは、こう振り返っている。

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