打球直撃の瞬間は「肝を冷やした」 大谷翔平を襲ったアクシデントにロバーツ監督が本音 パドレス戦の出場には「かなり自信がある」

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打球を太ももに受けた大谷。ロバーツ監督は「回復の経過を見ないとわからない」と語った(C)Getty Images

 ヒヤリとする瞬間だった。

 現地時間8月20日、ドジャースの大谷翔平は、敵地ロッキーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手として4回9安打5失点、3三振無四球で今季初黒星を喫すると、打者としては2打数1安打、1四球で8回に代打を送られた。試合後、試合中盤のアクシデントに指揮官が率直な胸の内を明かしている。

【動画】衝撃!大谷翔平の右足に151キロの打球が直撃したシーン

 敵地クアーズフィールドが騒然となったのは、4回裏一死二、三塁の場面だ。ここで投手・大谷は、ロッキーズの8番オルランド・アルシアと対峙すると、2ストライクから3球目のスライダーを弾き返され、その打球が右太ももを直撃…。以降も投球を続けたが、この回だけで6安打3失点と苦戦し、救援陣にマウンドを託した。

 ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は、チームが3-8で敗れた試合後、報道陣に途中交代の理由を聞かれ、「点差のこともあるけど、右足に張りと腫れがあった」と回答。「膝ではなく太ももなのは、不幸中の幸いだ」と続け、「試合が進むにつれ、さらに硬くなってくると感じた」と右太ももの状況を説明している。

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