「本気で調整させる気があるのか！」大谷翔平の“イニング制限”にMLB元社長が異論 ド軍GMは「最適な方法だ」と訴え
現地時間6月24日にMLBの公式ネット局『MLB Network』の番組「MLB Now」にゲスト出演したゴームスGMは、「彼の場合、投げるイニングのすべてがフリーみたいなものだ。なぜなら投手枠にカウントされていないからね」とキッパリ。世間の声をぴしゃりと抑えつけた同GMは、「我々はリハビリをメジャーリーグの中で進めていくことが彼自身にとって、そして球団にとっても最適な方法だと判断した」と続けた。
さらに中継ぎでの起用の可能性を問われたゴームスGMは、「彼を少しずつ本来の形に戻していく必要性を感じている」と否定。あくまで先発として登板させていく理由を明かしている。
「彼は同様のことを何度も経験してきている。しばらくやっていなかったから、誰もが忘れがちになっているだけだ。つまり彼以上に投打の両立を理解している人間はいないんだよ。だから、今までと同じ方法で、どちらか一方に仕事量が偏りすぎないことが重要なんだと思っている」
「中継ぎとして使うことは全く話していないよ。分かっているのは、ショウヘイがリーグ屈指の先発投手だということだ。それと同時に最高の打者でもある。我々はその2軸に重きを置いている」
どれだけ批判を受けようと、ブレずに事を進めていく。そうした球団の強い姿勢も、大谷がドジャースを選んだ理由の一つなのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】先発“弱体化”のド軍に元CY賞右腕「将来的にも良い選択肢」獲得へ向けトレード期限迫る
【関連記事】大谷翔平への“報復”は「正しい」 元MLB捕手がパドレスの死球合戦を擁護「嫌なら、ドジャースはオオタニを試合から外せ」
【関連記事】453億円男の電撃退団で待望論！ “トレード放出候補”から一転して吉田正尚にレ軍で高まる“需要”「すべてが変わった」
1 2
