大谷翔平の投手再開は予定より遅れる可能性も!?米メディアが専門家の見解を紹介「慎重になる理由がいくつかあるかもしれない」
日本人初の本塁打王に輝いた大谷。二刀流の復活を本人もファンも望んでいることだろう(C)Getty Images
2023年も投打による「二刀流」で米球界の主役を担ったエンゼルスの大谷翔平。シーズン終盤で右肘、脇腹の負傷に見舞われ、最後は負傷者リスト入りという不本意な形で今季の幕を閉じた。しかし、ワールドシリーズ終了後にはFAでの争奪戦も予想され、さらに自身2度目となるMVP選出への期待も高まっており、現在も話題の中心であることに変わりはない。
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シーズン終盤を待たずに右肘手術に踏み切った背景には、大谷自身が「二刀流」でのプレーを可能な限り早期に再開させることを望んだためとも囁かれた。来季は打者のみでの出場となり、マウンドへの復帰は2025年シーズンからと見込まれている。
多くのファンも再び、投打で躍動し、数々の偉業を成し遂げる大谷の姿を待ち望んでいることは明らか。だが、今回、肘へメスを入れたことが2度目ということもあり、「投手・大谷」の復活について慎重さが求められるとの声も、米国内で伝えられているようだ。
米スポーツメディア『EssentiallySports』では現地時間10月5日(日本時間6日)、大谷の投手としての活動再開について語った、専門家の意見を紹介するトピックを配信した。
同メディアはここまでの大谷のパフォーマンスについて「ゲームのスタンダードを完全に塗り替えた。その結果、世界はオオタニの価値を数値化することの難しさを認めている」と称えながらも、「しかし、怪我のために素晴らしいシーズンを早々に終えた彼の将来は、疑惑に包まれている」と論じている。