シュワバーとの“MVP比較”に「議論が無意味」 米球界で広まる大谷翔平の“圧勝論”「誰だって50発以上を打てる投手を選ぶ」
今季のナ・リーグのMVPを争う大谷とシュワバー。この二人を比較する声は尽きない(C)Getty Images
リーグ屈指の大砲を比較した一つの投稿が話題を生んだ。
現地時間10月4日、MLBは公式X上に「ナショナル・リーグのMVP候補の2人。あなたが指揮するならどちらのスラッガーを打席に立たせたい?」と記し、大谷翔平(ドジャース)とカイル・シュワバー(フィリーズ)の今季成績を比較する画像を投稿。あたかも「MVPはどちらか」とファンに呼びかけるようにコメントを求めた。
【動画】100マイルを粉砕する豪快弾! 大谷翔平が放った圧巻アーチをチェック
互いに今季の打撃成績は図抜けている。
FAイヤーを迎えたシュワバーは開幕から安定してアーチを量産。最終的に56本塁打を放ってリーグ本塁打王となるなど、打率.240、56本塁打、132打点、OPS.928のハイアベレージを残した。
一方の大谷も決して見劣りはしない。シュワバーに次ぐ55本塁打に加え、リーグトップの146得点とOPS1.014を記録。さらに投手として14先発で1勝(1敗)ながら、47回を投げて、62奪三振、防御率2.87、奪三振率11.87の好成績も収めた。
両者を単純比較はできない。だが、暗にMVP予想を求めたMLBの投稿には、投打で活躍した大谷の受賞を推す声が集中。シュワバーとの“比較論”の決着がついた感すらある。
1 2






