「私は納得できない!」高騰する大谷翔平の契約予想に米司会が異論!「DHを占領し、長く投げられるかも分からない」
MLBの公式ネットワーク局『MLB Network』の番組『MLB Now』の司会を務めるブライアン・ケニー氏は「ウインターミーティングが迫り、ビジネスを進めようとしている彼(オオタニ)が記録的な契約を結ぶと聞いている。私が思うのは給与の割合が高すぎるんじゃないかということ」と指摘。さらに次のように疑問を投げかけた。
「ドジャースのようなチームが、アンソニー・レンドーン級の給与を支払えるのでしょうか。私が聞いた限り、彼は1年に3600万ドル(約53億6400円)を得ている。そして、オオタニは現状として怪我をしている。これ以上に高騰するのは問題になるんじゃないでしょうか」
これに番組に出演したMLB通算136勝を挙げた元投手のロン・ダーリング氏が反発。「ここでの問題は、オオタニを他の選手と同じように話していることだ。彼はそうじゃない」と強調し、「オオタニは野球というスポーツにおいてかつてないほどに異質な選手だ。それこそ大枚を叩くべき理由だ」と熱弁を振るった。
ただ、ケニー氏は「うまい説明だと思いますが、私は納得できない」とピシャリ。そして、「彼は1年を通してDHを占領し、ライトも守れない。しかも、来年はピッチャーとして投げられず、これからどれだけ長く投げられるか、そして完全に戻れるかも分かっていない」と契約金の高騰に最後まで異論を唱え続けた。
様々な議論を呼んでいる大谷のFA。文字通り世界を巻き込んでいる“狂騒曲”はいかなる幕切れとなるのか。今は4日間にわたって行われるウインターミーティングでの動向に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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