大谷翔平への“非情な批判”に猛反発 米司会が極秘FAの重要性を熱弁「沈黙は神秘性を高め、移籍発表をエキサイティングにする」
注目度の高さがゆえに大谷には非常とも言うべき批判が飛んでいる。(C)Getty Images
野球界において世界的な関心事となっている大谷翔平のフリーエージェント(FA)交渉。まさに“大谷狂騒曲”といっても過言ではないほどに、あらゆるメディアやファンが熱視線を向ける偉才の去就は、思わぬ波紋を広げている。
現地時間12月5日に、アメリカで最大級のネットワークを誇るスポーツ専門局『ESPN』のバスター・オルニー記者が「秘密主義は、何の意味があるのか?」と秘密裏に進められる交渉に疑問を投げかけたのだ。
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オルニー記者が嘆いたのは、大谷サイドの情報統制だ。本人はもちろんのこと、経験豊富な敏腕として知られるネズ・バレロ代理人も公の場で沈黙を貫き、情報を徹底的に管理。交渉は水面下で淡々と進み続けているのだ。
なんの音沙汰もない状況は、オフシーズンのニュース探しに没頭する側からすれば、おもしろくないのだろう。オルニー記者は「情報リークを阻止することで、自分が愛する野球に、貢献する機会を失うことになる」とも批判した。
無論、情報を公言するかしないかは、大谷本人の自由である。ゆえにオルニー記者のように大谷の沈黙を批判したメディアには、反発の声が上がっている。
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