「非常識だ!」大谷翔平の沈黙に米ご意見番が憤怒 極秘交渉に「素晴らしい選手に値するとは思えない」と暴論
水面下でのFA交渉に臨んでいる大谷。しかし、公に情報が明らかにならない現状に苛立ちを覚える識者も少なくない。(C)Getty Images
あまりに静かな移籍市場での振る舞いに、思わぬ物言いが付けられた。今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平に対して、一部の米識者から批判が相次いでいる。
今オフの移籍市場で「最大級の目玉」と指摘される大谷の去就は、去る11月2日に正式にFA公示をされて以来、各国メディアで大きくクローズアップされてきた。一方で本人を含めた関係者たちは公の場で交渉内容などに関するコメントはせず。徹底したかん口令を敷き、情報流出を最小限にとどめている。
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しかし、話題性に欠ける現状に不満を覚える識者も少なくない。
現地時間12月6日に米スポーツ専門局『ESPN』の討論番組『First Take』に出演したスポーツジャーナリストのスティーブン・A・スミス氏は「ショウヘイ・オオタニが貫いている秘密主義は非常に極端なレベルにある」と強調し、「ショウヘイと会ったことを規制され、それに従い球団はもはや彼の言いなりになったようなものだ」と痛烈に批判した。
以前にも「そもそも彼は2025年まで投げられないんだ。移籍金もフィールドで何ができるかということに見合った金額であるべきだ」と論じるなど、公の場で大谷批判を展開してきたスミス氏。歯に衣着せぬ発言によって己の価値を高めてきた彼は、さらに辛辣な物言いを続けた。
「ショウヘイが極端になっている以上、交渉の敷居は高くなるのは当然だ。私の見解では、これは問題だと思う。ここで私は彼の価値について話さなければならない。私は勝つことこそが重要だと信じている。だが、この男はポストシーズンで一度もプレーしたことがない。付け加えるとエンゼルスは過去8年連続で負け越しているんだ!
つまり勝ち試合よりも負け試合を多く経験しているということだ。だから、ショウヘイがいかに素晴らしい選手であろうとも、それが野球界でどのように具現化されるというんだ。エンゼルスでは何の意味もなかった」