「怪物的な選手だ」21年に本塁打王を争ったゲレーロJr.も大谷翔平のブルージェイズ移籍報道に関心！「助けでしかない」
一塁上で大谷にちょっかいを出すゲレーロJr.。以前から両雄は仲睦まじい姿を見せている。(C)Getty Images
「気運はブルージェイズに向かって高まっている」
MLB公式ネットワーク局『MLB Network』のジョン・モロシ記者が、同局の番組内でそうリポートした現地時間12月8日、野球界はまさに「大谷狂騒曲」といった様子となった。
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今オフにエンゼルスからフリーエージェント（FA）となった大谷翔平の去就は、これまで秘密裏に進んできたため、確定的な情報はゼロ。そのなかで先述のモロシ記者が「オオタニの決断が差し迫っており、早ければ今日にも決まる可能性もある」と発信。これをキッカケに、ありとあらゆる情報がSNSやメディアの間を飛び交った。
結果的に大谷の契約は決まらなかった。しかし、去る11月2日に正式にFA選手として公示されて以来、かつてないほどに緊張感が高まったのは事実だ。一日の終わりに「オオタニがトロントへ飛んだという不正確な情報を報じてしまいました。失敗を後悔し、世界中の野球ファンに対し謝罪します」と自身のX（旧ツイッター）で謝罪をしたモロシ記者も何かしらの確信があったからこそ情報を提供したのだろう。
世間を賑わせた大谷のブルージェイズ入りの怪情報には、同チームの選手たちも関心を寄せている。
プエルトリコのニュースサイト『GFR Media』のホルヘ・フィゲロア記者のXに掲載された動画でインタビューに応じたブルージェイズの主砲ブラディミール・ゲレーロJr.は、21年にMVPと本塁打王争いを演じた二刀流スターについて「彼がトロントに来るなら、間違いなく打者としても、投手としても、僕らを助けてくれる」と強調。「オオタニは怪物的な選手だ。だから、僕らにとっては大きな助けにでしかない。トロントに来る可能性のある理由として考えられるのは、彼が勝利を望んでいること、そして、僕たちも勝利を望んでいるからだと思う」と持論を展開した。
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