「賢明な行動だったかもしれない」大谷翔平のエンゼルス「残留」に前向きな声 シーズン後のFA去就にも言及「引き留めオファーを出している」
プレーオフ進出に向けて加速している大谷。チームも2選手を補強するなど積極的だ(C)Getty Images
現地時間7月27日(日本時間28日)、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが今夏、大谷翔平をトレードしないことを明言した。前日にも球団の決定事項であるとして「大谷残留」の一報が米国内に報じられ、さらにホワイトソックスから実績のある2投手を獲得したことも発表。「買い手」として戦力強化を図り、プレーオフ進出を目指すという決意が明らかとなった。
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これにより、長く米球界を賑わせてきた、大谷のトレード移籍の話題に関しては決着を迎えることに。夏以降もエンゼルスで、ポストシーズン進出へ向けての戦いに挑むこととなった。
メジャーを代表するスターである大谷に対する、このエンゼルス球団の決断にはさまざまな反応があがった。もちろん、エンゼルスにとって2014年シーズン以来となるプレーオフへの道は今なお険しく、さらに、シーズン終了後には大谷のFAでの移籍の可能性も残されている。「二刀流スター」の動向が今後も注目されることは間違いない。
その一方で、スペインメディア『as』の米国版は現地時間7月27日(同28日)、公式サイト上で今回のエンゼルスの決断についての見解を示しており、さらにシーズン後の大谷への対応にも言及している。
トピックの中では「ショウヘイ・オオタニがエンゼルスからとんでもない金額でトレードされることは、アルテ・モレノがそのような取引に興味がないと抗議したとしても、一般的には避けられないことだと思われていた」として、今夏での大谷の流出が大方の見方だったと綴っている。