球界激震! “投手・大谷”の全休決定に米記者はFA契約への影響を強調「一刀流に5億ドルは想像できない」
無念の降板試合が今季のラストマウンドとなった大谷。その故障によりFA契約への影響は避けられない。(C)Getty Images
球界に激震が走った。現地8月23日に行われたレッズとのダブルヘッダー第2戦後にエンゼルスのペリー・ミナシアンGMが緊急会見を開き、大谷翔平が右肘靱帯の損傷となり、投手としては戦線から離脱。「今季はもう投げない」と明言した。
【動画】敵打者が「様子がおかしい」と語った大谷翔平の緊急降板シーン
今オフのフリーエージェントを前に予期せぬ事態に見舞われた。ブルヘッダー第1戦で先発登板を果たしていた大谷は、2回の途中26球を投げたところで肘の違和感を訴えて緊急降板。試合直後は「腕の疲労」と診断され、第2試合には打者として先発出場をしていたが、状態は芳しくなかったようだ。
会見においてミナシアンGMは「打席に立つかは様子を見て判断する」としたうえで、「ショウヘイは代理人とも話をする必要がある。手術をするかどうかもこれから彼自身が決める」と発表。セカンドオピニオンを待って、打者として起用するかどうかの方針を固めるとした。
仮に右肘にメスを入れるとなれば、18年10月以来となる。その負担や影響は小さくなく、間違いなくFA契約にも波及する。米紙『LA Times』のマイク・ディジョバンナ記者は自身のX(旧ツイッター)で「エンゼルスの二刀流スター、ショウヘイ・オオタニのこのUCL損傷は、特にもし彼が2度目のトミー・ジョン手術を受けるようになった場合、今冬のFAに莫大な苦痛を投げかける……」と投稿。事前に見込まれていた大型契約への懸念を示した。