欠場続きの大谷翔平に米記者が訴えた“理想郷” 「エンゼルスが口が裂けて言えないことが言える」移籍先とは?

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 さらに以前から「ヒリヒリする9月を送りたい」とする大谷の願望もドジャースなら「叶えられる」としたヘルナンデス記者は、「私の考えはオオタニとドジャースの契約を決定づけるものではない」と前置きしたうえで、こうも続けている。

「今シーズンに何かが証明されたとすれば、それはオオタニにも限界があるということだ。彼の欠場は身体を痛めるまでの2試合だけだ。そして今の欠場は彼自身による申し出によるもので、エンゼルスは彼を説得できる立場にもない。

 オオタニは右肘を負傷するまで、毎日打つことに加えて、ほとんど中5日で先発登板をしていた。その仕事量は間違いなく彼に影響を与えた。他のチームの選手たちが、『何かがおかしい』と感じたぐらいだ。無理をしたのは彼自身だが、ポストシーズン逃す危険がほとんどないチームであれば、定期的な休憩を取るよう説得できた。エンゼルスの首脳陣が口が裂けても言えなかった『10月の戦いに向けた準備に集中すべきだ』と言える」

 ちなみにドジャースは、現地9月13日時点で「31」もの貯金を作り、ナショナル・リーグ西地区首位を独走。2年連続の地区優勝、ひいてはワールドシリーズ制覇に突き進んでいる。

 そんな常勝軍団は、他でもないチームとしての勝利に飢える大谷にとって、理想的な環境と言えるかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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