大谷翔平は「最高額オファー」でメッツ入り!? NY記者が辛口指摘 他の選手”も”獲らなければ「東海岸版のエンゼルス」になる
そんなオーナーに支えられる“超金満球団”が大谷獲得に興味を示すのはなんら不思議ではない。ただ、同球団との契約に懐疑的な意見を投じる記者もいる。ニューヨークの大手大衆紙『New York Post』のジョン・ヘイマン氏は『SNY』の報道を伝えたうえで「メッツにはより賢明なプランがあるはずだ」と指摘。「たしかに理には適っているし、彼らには欲しいもの買えるオーナーがいる。それはオオタニにとってもふさわしい」としながらも、こう続けている。
「メッツが球界でより大きな注目を集めたいなら、間違いなくオオタニはそれに貢献できる男だ。しかし、彼らには先発投手陣など他に埋めなければいけない穴がある。もしも、彼と契約したことで、他の問題を解決するためのペイロールに余分な隙間があると誰が言えるだろうか? そして、大型契約が負担となって他の有力選手と契約できなければ、オオタニは東海岸版のエンゼルスにやってくることになる」
ニューヨーク・メディアの重鎮とも言えるヘイマン氏。その言葉は実に辛辣だった。
いずれにしても、右肘側副靭帯の損傷によって24年は投手として投げられない可能性が高いと見られている大谷。そんな天才を巡る獲得レースはいかなる結末を見るのか。その去就に関する話題は、まだまだ尽きなそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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