気になる大谷翔平の契約は3年296億円!? 米識者が指摘した“価値を高める”オファーとは「オオタニが望むかは分からない」
FA市場の目玉とされる大谷。彼の去就動向は大きな注目を集め続けている。(C)Getty Images
史上最高の契約を手にするのか――。今オフにFA(フリーエージェント)を迎える大谷翔平(エンゼルス)の去就が慌ただしくなっている。
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巷で「最低でも5億ドル(約734億2000万円)は必要」とも囁かれている大谷だが、それだけの超大型契約にふさわしい実力は持ち合わせている。それは当人の今季の成績を見れば、火を見るよりも明らかだ。打っては44本塁打、OPS 1.066。投げても10勝を挙げて被打率.184、奪三振率11.39という異次元の活躍ぶり。国際的な市場価値を考えても支払うだけの価値は十分にある。
実際、多くの識者が大谷にメガオファーを払うべきと論じている。かつてマリナーズなどで活躍したハロルド・レイノルズ氏は、MLB公式ネットワーク番組『MLB Tonight』において「怪我による影響は避けられないが、5億か6億ドルの価値はある。そうなったら私は10年の長期契約を結ぶと確信している」と断言。「この怪我が皮肉にも、彼を本当に欲している以外の球団を(獲得レースから)追い出しだとも言えるね」と予想している。
ハロルド氏が指摘したように大谷には怪我の懸念が付きまとう。先月23日(現地)に右肘側副靭帯の損傷が明らかとなった二刀流スターは、今月19日に無事に手術を慣行。投手としての再起は最低でも2025年以降と予想されている。