「最高の環境でやってくれ」大谷翔平のFA移籍にMLB通算219勝の大投手が異例の忠告!「野球界には闇がある。金だ」
球界で異彩を放ち続ける大谷。この二刀流スターは今オフも主役だ。(C)Getty Images
まさに歴史的な1年だった。2023年シーズンにおける大谷翔平(エンゼルス)である。
最終的に右肘側副靭帯の損傷と右脇腹痛によって、無念の離脱を余儀なくされたが、大谷は3月のワールド・ベースボール・クラシックから絶大な存在感を放ち続けた。現球界で「唯一無二」とされる二刀流を貫き続け、残したインパクトも特大だった。
【動画】大谷翔平が日本人初の本塁打王に!圧巻の全44ホームランを一気に見る
打ってはア・リーグ最多の44本塁打で日本人史上初の本塁打王に。そのほかでも打率.304、95打点、OPS1.066。一方で投げても2年連続2桁勝利となる10勝(5敗)を挙げ、防御率3.14、WHIP1.06とエース級の働きを見せた。
史上初となる「シーズン40本塁打&2桁勝利」の金字塔も打ち立てた大谷。キャリアの分岐点となるFA(フリーエージェント)イヤーに、これ以上にないアピールを見せたと言っていい。
そんな天才に関する話題は尽きない。目下、大谷に関して、注目を集めるのはFA後の去就だ。「最低でも5億ドル(約734億2000万円)は必要」と言われる獲得競争は熾烈を極めるとされ、ドジャース、メッツ、パドレスら複数球団からの関心が日々報じられている。
いったい移籍金はいくらになるのか、移籍先はどこになるのか――。人々の関心を惹き続ける大谷の去就には、レジェンドも興味津々だ。
現地11月17日にディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信される大谷のドキュメンタリー作品で、ナレーションを務めたペドロ・マルティネス氏(元レッドソックスほか)は、米放送局『NBC』のオンラインスポーツ番組「Rich Eisen Show」に出演。そこで「私は彼のドキュメンタリーのボイスオーバーをしたんだが、彼について沢山学んだ。本当に感心したよ」と脱帽した。