止まらなかった大谷翔平、異次元すぎた5月! 年間62発ペースの本塁打以上に目立った「.473」の異能ぶり
怒涛のパフォーマンスが1か月を通して続いた大谷。(C)Getty Images
異次元の数字が居並んだ。
現地時間5月31日、ドジャースは本拠地でのヤンキース戦に18-2で大勝。「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は4打数2安打2得点の活躍を見せた。序盤2回で10点差も開いた展開もあって6回に途中交代となったが、快進撃が続いた5月を、しっかりと結果を残して締めくくった。
あらためて見ても、この5月の大谷は凄まじいパフォーマンスだった。出場27試合で、打率.309、15本塁打、27打点、31得点、長打率.782、OPS1.180の好成績である。
とりわけ目を引いたのは、本塁打数の多さだ。現地時間3日のブレーブス戦を皮切りに2戦連発以上は4回も記録。月間の通算本塁打数では1953年8月のデューク・スナイダー、85年6月のペドロ・ゲレーロが持つ球団最多記録に並ぶ計15発の暴れっぷりであった。
しかも、その間に長打率から打率を抜いた独自指標「ISO」は.473を記録。打者の純粋なパワーを推し量る同指標は「.200」もあれば「優秀」とされるだけに、大谷がいかに異次元であるかを物語っていると言えよう。
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