ライブBP試行も「投げるべきじゃない」 MLB通算696発の大打者が“投手・大谷”の年内復帰に異論!「怪我をしたら終わりだ」

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 発信者となったのは、この日に行われるヤンキース戦を、全米中継している米スポーツ専門局『FOX Sports』の解説を務めたMLB通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏だ。ドジャース投手陣に14人もの負傷者が相次いでいる点を考慮し、「オオタニは今シーズン中に投げるべきじゃない」と持論を語った。

「もしも、オオタニが怪我をして15人の投手が負傷者リスト入りでもしたら、それこそドジャースのシーズンは終わりだ。そこに私はリスクとリターンが伴っていないと思う」

 シーズン真っただ中での復帰に怪我を再発させるリスクがあると説くロドリゲス氏は、こうも続けている。

「もう一つ考えるべきことは、彼は繊細なタイプの投手ではなく、パワーピッチャーだということだ。速球、タイトなスライダー、そしてスプリットで相手を牛耳る。そういう彼は、すでに2度のトミー・ジョン損傷を経験しており、ワールドシリーズでも肩を負傷した。私ならオフシーズンと春季キャンプの丸々をかけて、肉体的にも、精神的にも、今の状況を整えて臨ませる」

 今後も本人の状態を鑑みながら、調整が続いていくとみられる。その中でロドリゲス氏の発した“異論”は、興味深い指摘となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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