“投手・大谷”の守護神説に猛反発! 仰天復帰予測にMLB通算213勝&154セーブの大投手が異論「メリットがあるとは到底思えない」
そんなレジェンドは、こうも続けている。
「特定の試合数を投げさせることを決めても、クローザーとしては登板自体が訪れない場合がある。例えば、『月曜、木曜、土曜に投げよう』と決めても、その通りになるとは限らない。クローザーという役割には不確定要素が多いんだ。だから、怪我明けの彼にとってメリットがあるとは到底思えない。
とにかく肘や肩の怪我から復帰する投手にとってリリーフでのフルスロットルの投球は好ましくない。初球から全開で投げなきゃいけないからだ。しかも、オオタニほど重要な存在であればあるほど、リリース起用は効率的とは言えないね」
また、自身のクローザー転身については「時間的な制約からやむを得ずにやったわけで、短期間だったから上手くいった」と回想したスモルツ氏は、「登板頻度が多くなることは良くない」と強調した。
ここから大谷がどのような再起の道を歩むかは依然として不確定要素が多い。それはドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「まだ5、6イニング投げないといけない。だから、道のりは長い」と認める通りだ。
様々な予測が飛び交う中で、大谷はどのような形で復帰マウンドに立つのか。その行く末には、文字通り世界中の熱視線が注がれていると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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