先発投手陣が“崩壊”も投手・大谷の復帰を焦らない理由 ド軍幹部が明かした二刀流の運命「我々はここからの9年を見ている」
通常、肘に2度の手術を施した投手の復帰時期は最大でも14か月とされている。しかし、大谷が現状のペースでいけば、大幅な遅れが生じるのは間違いない。
それでもドジャース側に焦りは一切見られない。フリードマン編成本部長は「毎日リズムに乗れていて、コンディションも万全なら話は別だ。しかし、今の彼が二刀流をこなしていた時からしばらく経っている。かなり未知の世界なんだ」と強調。世間が望む“最高の状態”に戻すために慎重な姿勢を取るべきという考えを明らかにしている。
「打つことと投げることの両方を異なすことがどれだけ疲弊するか。我々には想像もつかない。彼は怪我を再発しないように右腕の筋肉を鍛えることはもちろん、攻撃力を損なわないよう、体力面でも持久力を高めるために、できる限りのことをしている」
フリードマン編成本部長曰くの“未知の世界”へ飛び込むために――。その才覚で球界を席巻してきた大谷は、淡々と準備を重ねている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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