エンゼルス激震 大谷翔平右肘靭帯帯損傷で「今季登板なし」トラウトも再離脱で事実上の終戦に
今オフはFAも控え、影響が心配される大谷(C)Getty Images
苦しんでいるチームに再びの危機が訪れている。
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは現地8月23日(日本時間24日)に行われたレッズとのダブルヘッダー後にエンゼル・スタジアム内で会見し、二刀流に取り組んでいた大谷翔平の右肘靭帯損傷、マイク・トラウト外野手が再び負傷者リスト(IL)入りすることを明かした。
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大谷はこの日のダブルヘッダー第1試合で野手として44号ホームランを放ちながら、2回に緊急降板していた。その後、ダブルヘッダー第2試合では再び打者として出場、二塁打も放っていた。
会見でミナシアンGMは大谷の靭帯損傷に関して「今日初めてひじの痛みを訴えた」と伝えた。今後は検査の結果を踏まえ、手術の可否などを自身で判断していくことになるという。投手・大谷として今シーズンはもう投げることがないことも同時に明かした。今季は投手として23試合に登板、10勝5敗、防御率3・14、132イニングを投げて167三振を奪っていた。
7月27日(同28日)のタイガースとのダブルヘッダー第1試合でメジャー初の完封試合を成し遂げた直後から指や下半身にけいれんが起きていた。
過去には2018年6月にも右肘内側側副靭帯損傷が見つかり、オフにトミー・ジョン手術を行った大谷。今オフはFAも控え、影響が心配される。