大谷翔平の右肘手術は「従来のTJ手術ではない」と米識者 新技術採用で打者としては早期復帰が可能に
今回受けた手術の内容について代理人のバレロ氏からは詳細の発表はなかったが、米識者は新技術を用いたのではないかと報じている。米メディア『オレンジカウンティ・レジスター』のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は記事を配信。大谷の右肘手術について言及した。
同氏は「ニール・エラトロッシュ医師の言葉を引用すると、オオタニは従来のトミー・ジョン手術と呼ばれる肘の再建手術を必要としなかったようだ」と記載。大谷は2018年10月にトミー・ジョン手術を受けているが、今回の手術では採用されなかったと伝えた。
今回の術式については「エラトロッシュ医師は靭帯に強度を与えるため、厚い縫合糸のような素材を使用する、新技術『インターナル・ブレイス』を使用したようだ」と説明。さらに、同氏は「今回の怪我と手術により、打者としての復帰はより早くなるだろう」と、新技術を用いたことでトミー・ジョン手術よりも打者として早期に復帰できることを解説した。
来季は打者に専念することになる大谷翔平。二刀流スターの完全復活を、多くのファンが心待ちにしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「オオタニはさっさと出ていけ」エ軍地元識者がぶち上げた“大谷翔平不要論”に物議 ファンから批判も「英雄伝は終わりだ」
【関連記事】大谷翔平の故障が「エンゼルスの責任である4つの理由」を海外メディアが指摘
【関連記事】トミー・ジョン手術なら“完全離脱”は不可避…大谷翔平の今後に米紙は悲観「最高の契約は肘の状態に左右される」