“当然”のシルバースラッガー受賞に見た大谷翔平の異能 投手なのに「打者のベストナイン」に入る凄まじさ
無論、今季のア・リーグの指名打者部門にライバルがいなかったわけではない。アストロズの主砲ヨーダン・アルバレスなど多士済々だった。さらに言えば、初受賞となった21年よりも世間には、二刀流に慣れてしまったせいか、よりハイレベルなパフォーマンスを求める向きもあった。
そんな逆風を押しのけ、「投手・大谷」が選ばれたのは、過去3年間にほぼ休みなく二刀流をやり遂げてきた功績が認められた証とも言えるのではないだろうか。
今季は投手としても10勝、防御率3.14、WHIP1.06とエース級の数字を残した。それだけの結果を出しながら、各チームの監督とコーチの投票で決まる「打者のベストナイン」に当たり前のように選出されたのだ。大谷はつくづく恐ろしい選手である。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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