大打者ボンズとの比較が話題に 大谷翔平の魅力を米メディアが再び賞賛「73本塁打の到達は現実的ではないが――」

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数多の記録をメジャー史に刻んだボンズ(右)。そんな大打者と大谷(左)の比較が話題となった。(C)Getty Images

 稀代の天才が、またひとつ球史に名を刻んだ。

 現地8月9日に本拠地で行われたジャイアンツ戦で大谷翔平(エンゼルス)が「2番・指名打者兼投手」で先発登板。6回(97球)を投げて、被安打3、1失点と粘投。前人未到となる2年連続での「2桁勝利&2桁本塁打」をやってのけた。

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 改めて振り返ってみても、今季の大谷の投打における成績は凄まじい。打っては両リーグトップの40本塁打を記録し、打率.306、83打点、16盗塁、OPS1.076を記録。一方で10勝を挙げた投手としても、今回の登板で防御率は3.17に低下。さらにリーグ最低の被打率(.185)を残し、奪三振率は11.36というハイスタッツ。まさに「エースで4番」を体現していると言っていい。

 ゆえに異次元の活躍を続ける大谷に関する娯楽は尽きない。9日の試合中には、米スポーツ専門局『NBC Sports』で解説を務めた元ジャイアンツのマイク・クルーコウ氏が、往年の大打者を引き合いに興味深い意見を語った。

「確か100回以上もボンズは敬遠で歩かされてもシーズン73本を打った。これは凄まじい記録だ。しかし、オオタニならその記録を破るチャンスがあると私は思うんだ。まさか、こんなことを言うとは思ってもみなかったけどね」

 2001年に年間73本塁打&212四球(敬遠を含む)を記録したバリー・ボンズ。このレジェンドスラッガーを引き合いに出したのは、おそらく大谷の凄さを強調するためだろう。クルーコウ氏も本当に73本塁打を超えるとは思っていないはずだ。

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