大谷翔平の「後払い契約」は“ルール以内”も、米メディアは「改正の必要性を強調している」と指摘
同メディアは「後払い戦略は、NPV(正味現在価値)メソッドの欠陥を浮き彫りにしている。契約の経済的価値を完全に網羅するモデルであれば、資金力のある球団がフリーエージェント市場を支配することを防ぐことができる。オオタニが契約延期に同意できるのは、ロサンゼルスでプレーすることで有利なエンドースメント契約やメディア契約への道が開けるからだ」と指摘。現在のぜいたく税制度に“抜け道”があるとした。
その上で、今後も同じようなケースが起こる可能性に触れ、「オオタニの契約は、野球税制の改革の必要性を強調している。競争均衡を維持するために不可欠だ」と、ルール改正の必要性を主張した。
現在の制度ではルール違反ではない大谷の後払い契約だが、様々な意見が飛び交っている中、ルールが改正される可能性はあるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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