今オフのメジャーFA市場の”動きが遅い”理由 米メディアは日本人スターが「市場を押さえつけた」と指摘

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大谷と山本の動向が今オフのFA市場に大きな影響を与えたのは間違いない(C)Getty Images

 今オフのMLBフリーエージェント(FA)市場は動きが遅くなっている。スプリングトレーニングまで1か月を切ったが、サイ・ヤング賞受賞経験のあるブレイク・スネル(前パドレス)や、昨季10勝を挙げたジョーダン・モンゴメリー(レンジャーズ)、昨季打率.307、26本塁打、97打点を記録したコディ・ベリンジャー(前カブス)など大物選手の去就が決まっていない。

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 現地1月26日(日本時間27日)、現地メディア『Belly Up Sports』は、今オフのFA市場の動きが遅くなっている理由を分析している。

 同メディアは要因の一つに、今オフFA市場を賑わせた大谷翔平山本由伸の存在を挙げた。

 大谷については「オオタニの獲得に関わったとされる球団は、ドジャース、ブルージェイズ、カブス、エンゼルス、ジャイアンツである。非常に広範な交渉の末、オオタニは最終的にドジャースと10年総額7億ドルの契約を結んだ」と、多くの球団が二刀流スターの獲得に動いたことを振り返り、「オオタニの去就は、他のFA選手たちが契約時期にに応じる大きな影響を及ぼした」と見解を示した。

 山本についても「ドジャース、ヤンキース、メッツ、レッドソックスの4球団が、この若き才能ある投手との契約に興味を示していた。長い交渉と訪問の末、ヤマモトは最終的にドジャースと12年3億2500万ドルで契約することを決めた。彼もまた、FA市場を押さえつけた選手であり、他の選手たちは彼が契約することを待っていた」と記載した。

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