ドジャースCEOが「野球界にとって良いこと」と大型補強を自画自賛 専門メディアも「MLBへの視線を集める」と評価
カステンCEOが言うように、大谷との大型契約が野球界へ目を向けさせたのは間違いないだろう(C)Getty Images
大型補強をめぐる話題は後を絶たない。
ドジャースは昨年12月、大谷翔平やタイラー・グラスノー、山本由伸と契約を結び、今年に入ってもテオスカー・ヘルナンデス、ジェームズ・パクストンが加入と、大物選手を次々に獲得した。シーズン開幕はまだ先であるものの夢のような布陣を想像する声とともに、一部メディアや他球団ファンからは批判的な反応などもみられた。
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巨額資金が投じられた補強の賛否が現在も論じられている中、米国内ではドジャースのスタン・カステンCEOの見解が伝えられている。今月、現地インタビューで語ったカステンCEOのコメントをドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が紹介している。
「ドジャースは10億ドルを優に超える金額を費やしたが、これは他の多くのチームが支払える額をはるかに超えている。さらに、彼らはオオタニやヤマモトのような複数のスター選手と契約しており、まるでオールスターチームのようになっている」
現地時間1月30日、同メディアは公式サイト上でドジャースの現状についてそのように振り返った。その上で「それでも、ドジャースの球団幹部スタン・カステンを含め、野球界や野球界の多くの関係者は、ドジャースの動きは野球にとって良いことだと考えている」と綴っている。
カステンCEOのコメントでは、「これは野球界にとって良いことだと思う。ドジャースというブランドはユニークで歴史的なものであり、それがオオタニというブランドと結びついた」と語ったとして、他にも「オオタニにとって理想的な場所はここだと常に感じていた。あまりにも理にかなっていると思った」など、長く抱いていたとする「二刀流スター」への思いも記されている。