「1セントでも多く受け取る価値がある」エ軍同僚が明かした大谷翔平の“素顔” 1015億円契約でも「控えめで実直な人」
ドジャースと10年総額7億ドルの巨額契約を結んだ大谷。そのスーパースターの素顔を元同僚が打ち明けた。(C)Getty Images
今オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)というプロスポーツ史上最高額のメガディールを締結した大谷翔平。一躍、時の人となった彼の一挙手一投足には、文字通り世界中から熱視線が注がれる。
現球界で唯一無二の二刀流を貫く大谷は、2018年のメジャー移籍後も「異例」と言われる挑戦を続けてきた。そして、今や各国球界のみならず、スポーツ界でも話題を集めるスーパースターとなった。
そんな規格外の活躍を続ける大谷には、昨シーズンまで6年間在籍してきた元同僚も賛辞とともにエールを送る。現地時間2月8日、MLBの公式ネット局『MLB Network』のラジオ番組に出演したジャレッド・ウォルシュは、苦楽をともにした偉才に対する想いを打ち明けている。
大谷について「初めて会ったのは2018年の春のキャンプ。一緒にプレーしたのは19年からだった」と振り返ったウォルシュは、「ショウヘイは打撃ケージで、ものすごい打球を放つんだ。時速109マイル(約175キロ)とか110マイル(約177キロ)の打球だよ。ケージでそんな打球を放つ選手は非常に稀だ」と回想。当時から変わらぬ練習時からの凄みを語った。
また、「体格を見比べると、19年、20年から21年と、食事やウエートトレーニングで変わった」と明かす30歳のスラッガーは、世界が驚嘆した総額7億ドルの巨額契約も「彼はそれだけの金額をもらってしかるべき選手だし、1セントでも多く受け取る価値があると思う」と断言。そして、グラウンド内外で見てきた大谷の素顔を伝えた。