大谷翔平が“日本との懸け橋”に 韓国スポンサーCEOが絶大なる経済効果に感嘆「2か国が良い関係を築くことが必要」
韓国での開幕戦に向け、いよいよ本格始動した大谷。そのパフォーマンスに期待値が高まっている。(C)Getty Images
開幕まで約1か月。球界で「大谷フィーバー」が熱を帯びている。
現地時間2月9日、今オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超巨額契約を締結した大谷翔平が、米アリゾナ州にある同球団施設でキャンプイン。いよいよ世界が注目する24年シーズンに向け、本格始動した。
もはや話題は大谷に一点集中といった様子だ。プロスポーツ史上最高額となる契約を締結した二刀流スターを追うメディアは日米だけでなく、中南米、韓国、台湾からも集結。9日のキャンプイン時には早朝6時にもかかわらず、70人を超える記者陣が施設周辺に居並ぶなど、「現球界で唯一無二」と言われる偉才に対する関心度の高まりを感じさせている。
かつてない話題を生んでいる二刀流スターへの反響は、韓国・ソウルでも広まっている。来る3月20日にメジャーリーグ史上初の韓国での公式戦となるドジャースvsパドレスのシーズン開幕戦でスポンサーを務める新韓銀行のジン・オクドンCEOは、米金融情報テレビ局『Bloomberg』で「開幕戦の影響力は絶大だ」と断言。「韓国と日本で注目が高まっているのは間違いない」と“大谷フィーバー”に思わず笑みをこぼし、こう明かした。
「とくに韓国と日本で注目は高まっていて、経済効果も大変なものになると思う。実際、韓国では開幕戦が行われる3月20日頃のホテルを予約することが大変難しくなっていると聞いている」