ここでもリスク管理を徹底 大谷翔平のドジャース入団会見を米記者はどう見た?「オオタニは過去にこだわることもなかった」
また、同メディアのシニアライターを務めるアンディ・マッカラウ氏は「私にとって最も印象深いのは、オオタニが『失敗』に触れたことだ」と言及。会見中に大谷が「ドジャースが経験してきたこの10年間を、彼らは全く成功だと思っていないとおっしゃられていた。それだけ勝ちたい意思が強いと心に残っている」とドジャース側の口説き文句を明かした部分をクローズアップした。
「私は、フリードマンとロバーツが近年の成績について、オオタニが言うような感覚を感じているとは思えない。少なくとも、彼らはそのような考え方に対して厳しく反論してきた。しかし、チームが常に成功を収めながら、2020年のパンデミックに見舞われたシーズンにしかタイトルを獲得できなかったことへの不満があるのは間違いない。オオタニを勧誘するうえで、重要なアイデアとなったようだ」
ドジャースの一員として初めての任務を終えた大谷。そんな“ニューカマー”に対する地元メディアのファーストインプレッションは、概ね良好と言えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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