「他の選手にも悪い契約」大谷翔平が“我慢した”衝撃の後払いに波紋 米代理人たちから異論噴出「腹立たしく感じる」
また、別の代理人はドジャースの年俸総額を減らするために大谷が犠牲を払ったと分析し、「オオタニにとっても、他の選手にとっても悪い契約だと思う」と断じている。
「最高のチームを築くことはオーナーシップが心配するべき問題だ。オオタニはドジャースの球団価値が上昇することで利益を得るわけではない。彼は本質的に球団の運営資金を提供すべきではない。でも彼はそれをやった。そして、彼はそのことに誇りを持っている」
もっとも、今回の契約は、大谷側がぜいたく税ルールの“抜け穴”を巧みに突いたとも言える。それだけに同メディアの取材に応じた代理人の中には、「オオタニは勝つことを望んでいるし、この契約で、さらにドジャースがスター選手を加えることが可能になったのは事実だ。誰もが批判したがるが、この契約はオオタニとアンドリュー(フリードマン編成本部長)の見事な動きであり、称賛されるべきだ」と語る者もいた。
賛否両論を巻き起こした大谷のドジャース移籍。その余波はまだまだ広まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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