“サッカーの母国”で広まる大谷翔平フィーバー 英メディアがド軍移籍に感嘆「オオタニはスポーツ界で過小評価されている」
日米両球界で広まる大谷の存在感は、ワールドワイドなものになっている。(C)Getty Images
大谷翔平の名は、ここ数か月で、よりワールドワイドとなった。
周知の通り、今月9日(現地時間)に大谷はドジャース移籍を正式に発表した。今オフにエンゼルスからフリーエージェントとなった二刀流スターは、長らく世間を惑わせ、一部からは反感も買った自らの去就問題に終止符を打ったのである。
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彼の名が今冬により広く知れ渡った理由は、単純明快だ。それはドジャースと締結した契約が10年総額7億ドル(約1015億円)というプロスポーツ史上最高額となったからだ。メジャーでは最高となる全体の97%を10年契約終了後の後払いにするという異例の支払い形態もあって、「ショウヘイ・オオタニとは何者か」と、日米のみならず世界各国に話題を提供した。
かくして日本球界が生んだ至宝の存在は、ヨーロッパにも広まった。英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』は、「ショウヘイ・オオタニはなぜ史上最もユニークな選手なのか?」と銘打った記事を掲載。「オオタニが続けてきた二刀流は本当に稀な才能であり、真のユニコーンだ」と強調し、今回の超巨額契約に至った理由を分析した。
「いまだ未開発のポテンシャルを持っている。これがオオタニという男だ。だからこそ、このスラッガーであり、エースであり、2度のMVP受賞者でもある天才は、ドジャースとの契約が7億ドルという記録的な価値にまで膨れ上がったのだ」