「全て無駄にした」大谷翔平を翻意させられたエ軍首脳陣に猛批判 米番記者が無計画性を糾弾「信頼を失った」
ドジャース移籍を決めた大谷。しかし、その決断はギリギリまで揺らいでいた。(C)Getty Images
現地時間12月14日、今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平は、ドジャースへの入団会見を実施。その模様をライブ配信したMLBの公式中継は7000万人以上の視聴者を記録するなど、“大谷フィーバー”が巻き起こった。
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真新しい背番号17のユニホームに身を包んだ天才の一挙手一投足に世界が酔いしれた。一方で、大谷を翻意させられる可能性が最後の最後まで残されていた古巣には手厳しい批判の声が上がっている。
熾烈を極めた争奪戦にあって、エンゼルスには特大の機会が与えられていた。会見後に地元メディアの取材に応じた大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏は「常に連絡を取り合うように意識していた」「少なくとも彼らには、最終局面で話し合う権利が与えられていたんだ。繰り返しになるが、それはショウヘイが本当に愛した場所だったからだ」と告白。土壇場で残留に傾く可能性があった事実を示唆した。
大谷を残せる可能性が「ゼロ」ではなかったと判明し、地元記者たちはエンゼルス首脳陣に批判の矛先を向けた。米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者は自身のX(旧ツイッター)で「エンゼルスにはショウヘイ・オオタニと何の計画もなかった。彼らは前進するための計画を明確にしていない。彼らはやって来たチャンスを全て無駄にした」と糾弾した。