衝撃の“994億円後払い”に渦巻いた批判へ異論! 大谷翔平のバレロ代理人が正当性を訴え「ショウヘイは讃えられるべき」
無論、こうした批判に対して、世紀の交渉に携わった関係者はキッパリと反論している。大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏は、現地時間12月15日に米紙『USA Today』のインタビューで「この契約について、ショウヘイは讃えられるべきであって、弁明する必要は全く感じていない」と訴えている。
「彼は自らの年俸によってチームに手錠をかけるようなことをしたくなかったんだ。どうすれば、チームに貢献でき、チームの競争力を維持できるかを考えたんだ。とにかく彼は可能な限り無欲無私の姿勢を貫き、後払いという契約を選んだんだ」
さらに「彼の契約に対するアプローチは、私の人生で見たことのないようなものだったし、今後見ることもないだろう」と語ったバレロ氏は、「彼は金銭的な損失についてなど気にする様子も無かったし、私もそうだった。とにかく彼は自分の年俸によってチームを縛りたくなかっただけだ」と続けた。
14日の入団会見で「勝つことっていうのが、僕にとって今一番大事なこと」と強調した大谷。異例の決断をした背景には「勝利」を求めた天才の渇望があった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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