ドジャース監督が明かした大谷翔平の“三刀流プラン”に米メディアは賛否「不必要なリスクとしか言いようがない」という指摘も
ロバーツ監督の発言には現地の複数メディアが様々な反応を見せている。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は記事を配信し、「オオタニはMLBでのキャリアで外野手として通算8.1イニングをプレーしており、そのすべてが2021年のものである。NPBの日本ハムファイターズでも外野手としてプレーし、レフトとライトの両方で計62試合に出場した」と紹介。来季の左翼起用については「もしオオタニがリハビリに影響を与えることなく外野から投げることができるのであれば、他の選手にDHで休養を取らせる機会を与えるのは、確かに理にかなっている」と、ロバーツ監督の考えを支持した。
一方で、現地メディア『Larry Brown Sports』は、大谷の左翼起用を「奇妙なポジションプランだ」と表現。また、「ドジャースがオオタニをレフトで起用する可能性を検討していること自体が不思議だ。オオタニは来年30歳になり、2018年のトミー・ジョン手術を含め、すでに肘の大手術を2度経験している。ランナーの進塁を防ぐために内野に投げ返さなければならないようなポジションにオオタニを置くことは、彼の非常に貴重な右腕にとって不必要なリスクとしか言いようがない」と指摘した。
大谷の“三刀流プラン”が浮上したが、現地では賛否両論のようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】衝撃の“994億円後払い”に渦巻いた批判へ異論! 大谷翔平のバレロ代理人が正当性を訴え「ショウヘイは讃えられるべき」
【関連記事】大谷翔平、エ軍残留も視野に バレロ代理人が地元記者に明かした電撃的な可能性「ショウヘイが本当に愛した場所だった」
【関連記事】“金満球団”メッツは「誰が見ても真剣に話をしていなかった」 大谷翔平の争奪戦から撤退した2つの理由