大谷翔平を“野球不毛の地”ドイツのラジオ局が特集! 世界的人気を高める「謙虚さ」に脚光「彼はスキャンダルもない」
ドジャース移籍で世界的な話題を集めた大谷。その偉才ぶりをサッカー大国でもあるドイツのメディアが特集した。(C)Getty Images
歴史的な規模となった大谷翔平のドジャース移籍。日本でも連日話題となり続けている契約は、世界中で反響を巻き起こしている。
今オフにエンゼルスからフリーエージェントとなった天才は“勝利”を求めてドジャースを新天地とした。二刀流スターが“常勝軍団”の一員になるというエポックメーキングな契約にあって、世界を驚かせたのは、その契約内容だ。支払われる10年総額7億ドル(約1015億円)は、北米スポーツ史上だけでなくプロスポーツ史上でも最高額となった。
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サッカー界の天才リオネル・メッシが17年11月にバルセロナと締結した6億7400万ドル(約977億円)を超え、“世界一”のアスリートとなった。この大谷の凄みを物語る事実は、瞬く間に世界中に広まり、「野球不毛の地」とも言われるヨーロッパでも大々的に伝えられた。
ドイツの公共ラジオ放送局『Deutschlandfunk』は「謙虚な姿勢を崩さない。野球界のユニコーン」と見出しを打った特集記事を掲載。大谷が交わしたドジャースとの“超”巨額契約を紹介するとともに、稀代の天才を「野球以外は控えめで、一貫して自分の成功を過小評価し続けている」と称えた。
同局は今回の契約について「年収ではオオタニよりも多くの金額を得る選手はいる。だが、彼がこの先で得る契約は、クリスティアーノ・ロナウドが得ている金額よりも1億5000万ドル(約217億5000万円)も多い」と紹介。ドイツ国内でも名の知れたサッカー界のメガスターを引き合いに、大谷の価値がいかに図抜けているかを強調した。