サッカー界では馴染みなし!? 創刊127年の伊老舗紙も大谷翔平の“994億円の後払い”に驚き「黄金の年金だ。飢えることはない」
無論、後払い契約は数多の選手が移籍するサッカー界においては馴染みにないシステムだ。ゆえに『La Gazzetta dello Sport』は、大谷の今後10年間の年俸が200万ドル(約2億9000万円)になる事実をふまえ、「日本の怪物の年俸は大幅に下がる。しかも無利息だ。しかし、ドジャースはこれによってサラリーキャップの弊害を回避でき、より多くの選手と契約できるようになる。完全に間違いではない」と論じた。
また、同紙は、ドジャースの入団会見で「ペイロールに柔軟性を持たせられるのであれば、僕は全然、後払いでいい」と明かした大谷の決断にもクローズアップ。「この手の契約のリスクはほぼ完全に選手が担うことになる」と分析しつつ、「オオタニにはスポンサーからも巨額の支払いがある。現役引退後となるであろう無利子での6億8000万ドル(約994億円)の後払いは、もはや『黄金の年金』だ。まず、飢えることはないだろう」と伝えた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「一番かっこいい」韓国球界を背負う“至宝”イ・ジョンフが大谷翔平への憧れを語る「どうやったらアジア人がこうなるんだって」
【関連記事】大谷翔平が異次元の“994億円後払い”を実現できたワケ バレロ代理人が批判を一蹴「他に誰がこんなことをするんだ?」
【関連記事】“金満球団”メッツは「誰が見ても真剣に話をしていなかった」 大谷翔平の争奪戦から撤退した2つの理由