ドジャースと異例の契約を結んだ大谷翔平 過去にもあった「後払い契約」の事例とは?日本人レジェンドの名前も
過去にも後払い契約はあったが、97%が後払いという大谷の契約は前代未聞だ(C)Getty Images
今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平はドジャースに移籍することが決まった。契約はプロスポーツ史上最高額となる10年7億ドル。しかし、97%が後払いで支払われ、2033年まで年俸200万ドル(約2億9000万円)で臨むという異例の契約だ。
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この契約には世界中で驚きの声が上がったが、大谷ほどの金額ではないものの、過去にも「後払い契約」の事例はもちろんある。なかでも興味深いのが、引退後も後払いで契約金を受け取っている選手たちのリストだ。現地メディア『The Sports Daily』は配信した記事の中で、「後払い契約を結んでいる非現役の選手」を紹介した。
同メディアが列挙した6人は、まさにそうそうたるメンバーだ。
最初に名前を挙げたのはマリナーズなどでプレーし、通算630本塁打を誇るケン・グリフィーJr氏。同メディアは「2000年にシンシナティ・レッズと契約したケン・グリフィーJrは、9年総額1億1250万ドルの契約のうち5750万ドルを4%の利子で繰り延べることを選択した。彼は2010年を最後に現役引退したのにもかかわらず、2024年には359万ドルを得ることになる」と、現在も繰り越し分の契約金額を受け取っていることを明かした。