三冠王に迫った“打者・大谷”をどう抑えますか――MLB213勝の大投手が分析「彼はあまりにも優秀すぎる」「無防備になる時も」
「彼の優れた能力の一つは、打席内で静かなように見えて、好球だと感じた瞬間に力強いスイングをするところだ。ただ、強引にボールを引っ張ろうとした時に彼は無防備になることがある。もしも、私が彼と対峙しているなら、スプリットを何度も投げて、スライダーやバックフット(打者の軸足を目がけて投げる球)を試みて、最後に速球を高めに投げるだろうね」
数多の強打者と対峙してきた自身の経験値から短期決戦における「対大谷」のプランを練り上げたスモルツ氏。だが、最後には「オオタニをアウトにするためには、本当に色々なことができるようにならなければならない。簡単じゃないよ」と漏らしている。
百戦錬磨の大投手ですらも頭を悩ませる大谷。そんな天才ヒッターに対して、一戦必勝のポストシーズンでライバルたちがどう駆け引きをしてくるかは大いに興味深い。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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