不振でも大谷翔平は「過小評価されている」 ド軍幹部が再強調した二刀流の凄み「人間の脳では理解が出来ない」

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声価が高まる一方の大谷(C)Getty Images

 いまや、米球界でも随一のスター性を誇る大谷翔平(ドジャース)。彼を人気プレーヤーたらしめる要因の一つと言えるのが、投打二刀流だ。

 メジャーリーグ挑戦8年目の今季は、23年9月に執行した右肘側副靭帯への手術から投手として完全復活。打っては打率.282、55本塁打、102打点、146得点、20盗塁、OPS1.014と強打者のそれと言えるハイアベレージを軒並み記録。投げても14先発(47イニング)を消化し、防御率2.87、WHIP1.04、奪三振率11.87の支配力を発揮した。

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 目下開催中のポストシーズンでは、打率.148、1本塁打、OPS.603と不振に悩む大谷だが、前人未到の「55-62(55本塁打&62奪三振)」をやってのけたこの1年に対する評価は揺るぎない。

 そんな偉才の努力を間近に見てきたドジャース幹部からは、世間の評価が「甘い」という見解が示された。現地時間10月12日、米専門サイト『Dodgers Nation』の取材に応じたアンドリュー・フリードマン編成本部長は、「私はこれまで何度も言ってきたけど、いまだにショウヘイは過小評価されていると思う」と断言。大谷に対する評価が今以上にあって然るべきと論じた。

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