WS初戦で早くも逆風…絶好機を逸した打率.167と低迷する怪物ジャッジにNY紙が辛辣批判「失望は計り知れない」

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 今ポストシーズンで打率.167、2本塁打、OPS.665と精彩を欠く主砲は、この試合でも5打数1安打3三振と低調なパフォーマンスに終始。9回には2死一、二塁の絶好機で打席に入ったが、遊撃手への力のないポップフライに倒れた。

 ニューヨークの日刊紙『New York Post』は「ジャッジにはプレーオフでの自身の評判を変える絶好の機会があった」と強調。その上で「これまでプレーオフで躍進することができなかった異次元のジャッジに対する失望は計り知れない」と論じた。

 また、同紙の名物記者であるジョン・ヘイマン記者は「偉大なアーロン・ジャッジは打順を下げる必要がある」と指摘。「8番まで落とす必要はないが、少なくとも4番ぐらいまでには下げてもいい。打順変更は本当にやるべきだ」と論じた。

「この試合もスタントンの力だけでは違いを生み出せなかった。それはヤンキースがジャッジから十分な力を引き出せていないからだ。相手はもうカンザスシティやクリーブランドの時とは違う。その決断の遅れやずさんなミスによる代償を容赦なく払わせる“大国”と戦っているんだ。ジャッジがこのままポストシーズンで大規模な失敗を続けるのであれば、ヤンキースは過ちの償いをすることになる」

 まだ1戦目、されど1戦目だ。打線を完全に機能させられなかったことでヤンキースの周辺では緊張感が高まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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