「ただでさえ不調なのに…」イ・ジョンフと“投手・大谷”が初対決 韓国からは不安の声「手強くなった大谷を攻略できるのか」

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大谷とイ・ジョンフの対戦に韓国メディアが注目している(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平はドジャースの球宴前最後のカード、敵地ジャイアンツ戦の2戦目に先発登板が予定されている。“二刀流”再開から5度目の先発は、地区首位を争うライバルとの直接対決でのマウンドとなる。

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 大谷の今季ジャイアンツ戦初登板を前に、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が7月11日、メジャー2年目のシーズンを送っているイ・ジョンフとの対戦を展望する特集記事を配信した。今季は開幕からレギュラーとして出場を続けるイ・ジョンフは春先こそ高打率を維持するなど打棒を発揮し続けていたが、現在は打率2割4分台に沈んでいる。そのため同メディアは、「投手・大谷」との初対戦に複雑な想いを抱いているようだ。

 1位ドジャースと2位ジャイアンツが5ゲーム差で対戦を迎えるにあたり、「勢力図が変わる可能性もある」と前半最後のヤマ場と位置付ける同メディアは、一方でイ・ジョンフの状態については、「バットの芯に当たる打球が減り、空振りも多くなっている」などと悲嘆している。

 また大谷に対して、5度目の登板でこれまでよりさらに投球イニングが増えることを予想しており、「仮に大谷が3イニングを投げるとすれば、6番か7番に入るであろうイ・ジョンフとは、1度対戦する可能性がある」と指摘。続けてピッチングの内容も振り返っており、「大谷はマウンド復帰後、直球の最速が101.7マイル(約163.7キロ)、平均98.4マイルを記録。最速・平均ともにメジャー移籍後の自己最高だ。そこに主力のスイーパーやスライダーもさらに鋭さを増している」と球威や変化球のキレを絶賛。

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