エンゼルス・大谷翔平 豪快18号も「笑顔なき本塁打」の理由とは
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エンゼルス・大谷翔平投手(27)は1日(日本時間2日)に敵地で行われたアストロズ戦に「3番・DH」で先発出場。1回の第1打席に2試合ぶりとなる豪快な18号ホームランを放った。
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初回二死で迎えた第1打席、大谷はフルカウントからハビアーのスライダーを完璧に捉えると右翼スタンド2階席へ飛び込む豪快アーチをマーク。この試合でメジャー通算500試合目の出場と節目を迎えていたが、自らの記録を祝うような一発となった。
6月の大谷は投手として5試合に登板し、4勝1敗、防御率1・52、打者としても月間打率・298、6本塁打、17打点、21日のロイヤルズ戦では2本塁打を含む自己最多の1試合8打点をマークするなど、投打ともに絶好調だった。
夏男としても知られるだけにこのまま好調をキープしてもらいたいが、気になるのは最近の大谷の表情だ。この日も本塁打を放った際にダイヤモンドを一周したときにも笑顔はなかった。ベンチに戻って恒例のハットをかぶってナインから祝福を受けるセレモニー時も表情は硬いまま。
昨年の同時期に本塁打を量産させていたときのはじけるような笑顔を今は見ることができない。
一つにはもどかしいチーム状況もある。この日のチーム得点は大谷のソロのみ。この日先発したハビアーは大谷に許した1発以外、安打を許さず自己最多14奪三振でエンゼルス打線を完全に封じ込めた。チームは1ー8とアストロズに惨敗。豪快アーチも空砲となり、孤軍奮闘が続く。