大谷翔平&トラウトの共演弾は「空砲」に。土壇場9回での逆転負けに「しかしブルペンが…」と現地メディアも嘆き

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(C)Getty Images

 エンゼルスを代表する2人のスターが豪快アーチで共演した。

 現地9月7日(日本時間8日)、エンゼルスの大谷翔平は本拠地エンゼル・スタジアムで行われたタイガース戦に「3番・DH」で先発出場。5回にマイク・トラウトが4戦連発の32号ソロ。それに続くように7回の第4打席で大谷にも33号ソロ本塁打が飛びだした。しかしチームは4-5で敗れている。

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 タイガースとの3連戦3日目。第1戦で2本の本塁打を放つなど絶好調の大谷。さらに、トラウトもここまで3試合連続で本塁打を放ち、アメリカン・リーグの本塁打数ランキングで大谷に次ぐ3位に位置している。3連勝を狙うエンゼルスは2人の活躍に注目が集まっていた。

 そんなエンゼルスは5回にトラウトが本塁打数で大谷に並ぶ、4試合連発の32号ソロを放ち、3-1にリードを広げた。7回に同点に追いつかれたエンゼルスは、その裏の攻撃で、それまで3三振と調子の上がらなかった大谷に打席が回ってくる。大谷は相手投手の変化球を捉え、右中間への勝ち越し本塁打を放った。今季8度目となった大谷とトラウトの“トラウタニ弾”が生まれ球場は大いに沸いた。

 エンゼルスだけにとどまらず、メジャーリーグ全体を代表する2人のスーパースターのアベックアーチには、現地記者もすぐさま反応を見せた。『AP通信』のグレッグ・ビーチャム記者は、「ショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトの同試合ホームランは今シーズン8回目、2018年から22回目だ」と、2人のアベックアーチについて伝えた。

 しかしエンゼルスは9回、5番手のホセ・キハダが2者連続本塁打を浴びて逆転を許し、4-5で敗れた。大谷とトラウトに本塁打が飛び出してもなお、勝利に結びつかないチームの現状に地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者が「トラウトが本塁打連発も、エンゼルスは連勝を伸ばせず。オオタニも本塁打を放ったが」と記せば、『The Athletic』のサム・ブラム記者も「トラウトとオオタニが本塁打を放ち、マット・サイスも本塁打を放った。しかし、ブルペンがハードコンタクトを多く与えてしまった」と嘆いた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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