大谷翔平、2ラン被弾で『2桁勝利&2桁本塁打』達成ならず・・・ファンからは「それでもまだショウヘイを愛してるよ」の声

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世紀の大記録は今回もお預けとなった。(C)Getty Images

 現地時間3日(日本時間4日)、エンゼルスの大谷翔平は、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」の二刀流で出場。打者としては、空振り三振、サードライナー、ショートゴロと3打数無安打で途中交代。投手としては、5回2/3、99球を投げて7奪三振3失点に終わっている。

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 2日(同3日)にトレード期限を迎え、今シーズンの残留が決まった大谷。しかし、守護神のイグレシアスや年俸28億円右腕のシンダーガード、左翼手としてスタメンだったマーシュら主力選手が次々とトレードでチームを去り、現在ア・リーグ西地区4位のエンゼルスは今シーズンのプレーオフ進出がさらに難しくなった。

 そんな厳しいチーム状況の中、すべての期待を背負ってマウンドに上がる大谷は、この試合で自身初の2桁勝利となる10勝目をあげ、1918年ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁ホームラン」の大記録達成を目指した。

 投手としては、初回から2人を三振に取って切るなど上々の立ちあがりを見せた大谷だったが、打者としての第1打席は空振り三振、3回に迎えた第2打席は下位打線がつながり一死2、3塁のチャンスで回ってきたものの、相手三塁手の攻守に阻まれサードライナーに終わった。

 その後も素晴らしい投球を続けた大谷の第3打席はショートゴロに倒れ、自らを援護できない状況が続いたが、後を打つ3番のレンヒフォが右中間へのタイムリーツーベースヒットを放ち、同点に追いつく。

 しかし5回まで7つの三振を奪う好投を見せていた大谷は、6回に80球を超えたところで2ランホームランを浴びて逆転されると、その後2アウトまで取ったものの、四球とヒットを許したところで降板した。勝利投手の権利を有することはできず、この試合での2桁勝利&2桁本塁打の記録達成は叶わなくなった。

 大記録達成を期待していた現地メディアが、この日の大谷の出来に続々と反応している。地元メディア『AngelsWin.com』の公式ツイッターは、「ショウヘイ・オオタニは10勝目を待っている・・・」と、勝ちがつかなかったことを悔やむツイートをすれば、MLB公式のレット・ボリンジャー記者は、「オオタニは5回2/3で終え、2人のランナーを残した」と、結果を速報。すると地元ファンからは「彼は新しい連勝を始めるだろう。まだ翔平を愛している。彼のためにもっと得点できればいいのに・・・」と、打線の援護のなさを悔やみつつも、大谷の次の登板に期待を寄せた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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