「サイ・ヤング賞でもトップ5に入る」大谷翔平の投球スキル向上を米識者が称賛!「イニング数が少ないのが…」と懸念材料も

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(C)Getty Images

  最終盤を迎えている2022年のMLBレギュラーシーズン。ここまで「二刀流」という唯一無二のパフォーマンスでリーグを席巻している大谷翔平は、低迷するチームとは対照的に、アーロン・ジャッジとのア・リーグMVP争いなど、最後まで多くの話題を提供し続けている。

 今季の大谷の成績について、ジャーナリストのレッド・ボリンジャー氏が『MLB.com』で、昨季との違いについて分析している。同氏は、特に投手力の向上が目覚ましいと指摘。エンゼルスのフィル・ネビン監督代行のコメントも交えながら、今季の出来を振り返った。

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 ボリンジャー氏は「今季は25試合に先発し、148イニングで196奪三振、36四球、14本塁打を許し、防御率2.43を記録している。今年は特にピッチングのクオリティが高まっていて、ERA+(リーグ平均防御率と自身の防御率を比較して、どれだけ優れているかを表すスタッツ)は昨年の141から今年は165になった」として投球成績を評した。

 さらに「コントロールも良くなり、メジャーで最も高い奪三振率を誇っている。年間奪三振200個まで、あと4と迫っているのだ。昨年は1票も入らなかったア・リーグのサイ・ヤング賞の投票でもトップ5に入る可能性が高い」と、個人表彰についても言及。加えて「イニング数が少ないことが最大のネックだが、マウンドに上がれば、この28歳はメジャーでも屈指の投手である。スライダーは昨年よりも効果的で、ツーシームも投げ始めている」として投球内容の昨年との違いを分析した。

 他にも記事の中で、エンゼルスのネビン監督代行による「我々は皆、これまで見たこともないような、圧倒するものを見ている。ジャッジは本塁打のア・リーグ記録を打ち立てる可能性が高く、三冠王のチャンスもあるため、受賞候補とされているが、今やオオタニは我々のゲームで最も価値のある選手だ」というコメントも掲載。MVP選出に値するとの言葉を並べている。

 大谷は現地9月23日(日本時間24日)に行われる敵地ツインズ戦での先発が発表されている。規定投球回到達も期待される中、残りの試合のマウンドでも、これまで以上に人々を驚愕の投球を見せてくれるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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