「これぞ魔術だ!」米投球分析家が大谷翔平の3球種を”今週のヤバイ球”に選出!「最高の投手の一人」
今季はスライダーを効果的に使っている大谷。米識者もその投球を称賛した。(C)Getty Images
現地時間7月6日のボルティモア・オリオールズ戦で今季8勝目を挙げた大谷翔平。6月9日から5試合連続で白星を飾っており、まさに絶好調とも言えるピッチングを継続する二刀流の活躍に、米評論家も感服しているようだ。投球分析家として知られる”ピッチング・ニンジャ”ことロブ・フリードマン氏が現地11日、大谷翔平の3球種を「今週のヤバイ球」のトップに選出したのである。
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「FOX SPORTS」に記事を寄稿した同氏は、大谷の「100マイルの速球、92マイルのスプリッター、86マイルのスライダー」の投球映像を重ねる分析動画を公開し、「このオーバーレイ(映像)は、オオタニを打つのがとてもタフであり、彼がアメリカン・リーグで最高の投手の一人である理由を要約したものだ」と力説。
それぞれの球種に対して、
速球
「90マイル後半から100マイル以上出るので、打者はどの球が来るのか1秒に満たない時間で判断しなければならない」
スプリッター
「速球のように見えるが、地面に落ちる」
スライダー
「18インチも曲がった。内角の速球かスプリッターのような投げ出しの球が、終わってみれば外角に逸れていく」
と解説し、さらに「オオタニが過去28.2イニングで自責点ゼロの理由がわかるだろう。これぞ魔術だ!」と褒め称えた。
今季の大谷はスライダーを効果的に使ってMLBの強打者を押さえており、これには同氏も「大きな武器になっている。スライダーは44.6%の空振り率を誇り、被打率は.169だ」と数字を並べて凄みを伝えている。
大谷は現地13日(日本時間14日)のヒューストン・アストロズ戦に登板予定で、同日はジャスティン・バーランダーとの投げ合いになる可能性があるという。サイ・ヤング賞2度、最多勝3度を誇るメジャー最強右腕と大谷の対決となれば注目は必至だろう。果たして今季9勝目はなるか。日本が誇る二刀流の活躍に期待だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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