MVP争いで大谷翔平が“独走”か 現地メディアが予想「オオタニを超えるには歴史的な記録が必要」「今のところ誰もいない」
今季も二刀流でメジャーリーグを席巻する大谷。この男の価値に匹敵するような選手はほとんどいない(C)Getty Images
現地5月16日(日本時間17日)、エンゼルスの大谷翔平は敵地で行われたオリオールズ戦に「3番・DH」で先発出場。この日は4打数無安打に終わり、チームも3-7で敗れた。
この日は無安打で終わったが、前日の同戦では大活躍を見せた大谷。打っては、9号本塁打を含む4安打3打点、“サイクル未遂”の大暴れの活躍。先発投手が5度出塁したのは「59年ぶり」で、またしても偉業を成し遂げた。投げても、7回を投げ被安打4、5失点5奪三振と、本調子ではなかったものの今季5勝目をマークした。
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今季も二刀流で現地を沸かせている大谷は、“投手”として9試合に先発登板し、5勝1敗、防御率3・23を記録。“打者”大谷は打率・296、9本塁打、29打点の成績を残している。
そんな大谷を現地メディアは早くも今季の「ア・リーグMVP」に予想している。現地スポーツメディアの『CBS Sports』は「MLB四半期シーズン賞」のタイトルで記事を配信し、現時点でのア・リーグMVPに大谷翔平を選出した。
同メディアは「オオタニは過去に一度だけMVPを受賞しており、しかもそれは昨年ではなかったので、投票者やファンの疲れはないはずだ。また、エース級の投手でありながら、リーグ屈指の打者であり、走塁も非常にうまいということも当然といえば当然である」と今季も圧倒的な成績を残す二刀流を称賛。