「『なおエンゼルスは』が初戦で復活した」大谷翔平、圧巻の6回10Kも逆転黒星 米メディアは強烈な皮肉【プレーバック2023】
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投手として10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、打者としては打率.304、44本塁打、OPS1.066を記録するなど、驚異的な活躍を見せた大谷翔平。メジャー日本人初となる本塁打王と、2度目となるア・リーグMVP受賞の期待が高まっている二刀流は、怪我で戦線離脱という無念の結末でシーズンを終えた一方、ファンの記憶に残る大きなインパクトを残した。ここでは日本の至宝が今シーズンに見せた印象的なパフォーマンス、出来事を『CoCoKARAnext』のヒット記事で振り返る。今回ピックアップするのは、2023シーズンのMLB開幕戦、大谷は6回無失点、10奪三振という快投を披露したのだが…。記事初掲載:2023年3月31日
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何度も聞かれたフレーズを、今季も初戦で耳にすることとなった。
2023年のMLBが開幕を迎え、エンゼルスはアスレチックスとのオープニングゲームで、大谷翔平が先発マウンドに登り、6回無失点、10奪三振の力投を繰り広げた。大谷は1点のリードを守ったままマウンドを降りたものの、救援陣が失点を許し、1-2でエンゼルスは初戦を落としている。
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この日、大谷は「3番・投手兼DH」として出場し、打者でも3打数1安打1申告敬遠という成績を残した。背番号17が投打で奮闘し、終盤で逆転されチームが敗れるという、昨季まで何度も目にしたパターンがいきなり展開されたこのゲームを、現地メディア『The Comeback』では、特徴的な内容で伝えている。
「エンゼルスの開幕戦で敗北。『Tungsten Arm O’Doyle』リターンズ」
開幕戦終了直後、このタイトルが掲げられたトピックを同サイトが配信。「Tungsten Arm O’Doyle」とは、昨シーズン中よりエンゼルスの試合結果で使用されることとなった「なお、エンゼルスは」という意味のフレーズだ。大谷やトラウトが活躍するも、最後にエンゼルスが試合に敗れた際、頻繁に用いられてきており、同メディアは2023年も「初戦で戻ってきた」と皮肉を込めて報じている。